アーユルヴェーダ通信3

以下ある方のインド旅行記の転載です。

 

こちらのスペースをお借りし、筆者がインド旅行中に実際に経験した旅行記を書かせて頂いております。是非ご愛読くださいませ。

 

インドだけではないですが、海外個人旅行中は、金銭的なやり取りでもよくもめ事が起こります。2泊して3日目の朝にチェックアウトしようとしたら、3日間居たから、120ルピー×3で360ルピーだねとしれっと言ってくるので、2晩なので240ルピーでしょと言うと、そうだ240ルピーだと面白くも何ともない一悶着があります。この場合は故意にぼられそうになっているのですが、単純に計算ができていない場合も見受けられます。

 

レストランでも会計時によく見ないと、間違っている時があります。私はそろばんをしていたのでレストランでの計算位なら暗算で出来るのですが、確か20の位の掛け算まで空で出来ると聞いていたインド人達は揃いも揃って暗算が出来ません。。

 

それは多分レストランで働いている人だからだと思います。もっと難しい仕事をしているオフィスワーカーたちはきっと高度な計算が出来るのでしょう。

 

貧乏旅行をしている私はつまらない物は極力買わないでおこうとしていますので、お土産物屋等に行くと、高いじゅうたんや大理石が並んでいて、到底私が買うわけも無い様な物がたくさん売られています。お金ない、と言うと、ヴィザ!と言って来ます。持ち合わせのお金がないならカードで払えるよと言う話ですが、絶対に買いません。

 

それより腹が立つのは、象に乗った絵を描いたんだ、買うか、と見せてきて、100だよ100と言って来て、100ルピーと言えばランチが10回食べれる程の相場ですから、そんな価値はないわと思わせる様な絵なので、この絵が100ルピーなの?と言うと、100ドルだよと言ってくる人が3日に1回位居る事です。本当に腹が立ちます。

 

有名な話ですが、デリーのお土産屋さんでお土産を物色していると店員に切れられます。何故切れられるかと言うと、こちらは何かないかなと思って見ているけど、何か買いたいから見ているのだと向こうは思います。これ幾ら?なんて聞こうものなら、100ルピーだ、「そうですか」と言うと買わないのか80ルピーならどうだ、50ルピーだ、20ルピーだとなって、内心別にそこまで欲しくないんだよね。。と思いながら、幾らか聞いてみただけと言うと、何故買う気もないのに値段を聞いたんだ!!と喧嘩になります。煩わしいのでデリーのお土産屋さんには立ち寄りません。

 

後から気付いたのですが、私のインド人の友達は日本で観光をしていた時、私が東京土産何かあるかなと、買うかどうかも分からない土産物屋さんを見ていた時に、その店に入る事さえしませんでした。何も欲しくないから見ない。私たちは知らない土地に行くと何か誰かに買って帰ってあげようと思います。そのあたりの感覚の違いですかね。。