アーユルヴェーダ通信5

こちらのスペースをお借りし、筆者がインド旅行中に実際に経験した旅行記を書かせて頂いております。是非ご愛読くださいませ。

 

カースト制度は日本の士農工商の様な制度で、4つのカースト身分以下の人を作り、その人たちに比べたら一番低い身分の人でもまだ地位が高いんだよ、と思わせるための仕組みです。カーストは苗字でわかる為、カースト制度が廃止された今でもカーストは残っています。

 

洗濯屋さん、トイレ掃除屋さん、と言う苗字の人たちがいるそうです。基本的に身分が低い家庭にはお金がない為、小さい頃から子供も働かなければいけません。学校に行く時間もお金もないので、貧乏の子供は貧乏のままです。

 

今回はこの話と痴漢の話を絡めて書きますが、インドでは確かに体を触られることが多かったです。でもこれは、外国人女性がインド人女性の様にサリーの布で肌を隠す事をせずに、暑いからとノースリーブでうろうろしたりしているので、外国人女性は触ってもOK!と思っているらしい事と、インド人同士だと、カーストの問題があるので、自分より身分の高い人の体を触ったら大変な事になるので、外国人だとカーストフリーだからOK!と思っていると聞きました。

 

私は全く触られてOK!とは思えない体質ですが、インドを歩き回っている様な日本人女性は、その様な事を物ともしない、タフな方が多かったです。だから触られるのかなと思いました。日本人女性の皆さん、海外ではその国を代表していると思って、慎ましくお過ごしくださいね。

 

触られた時の対応としては、恥ずかしいな、みたいな態度を取っていると喜んでいると思われるので「やめろ!!」と本当に怒って嫌がっていると言う事を伝える事です。そうすると、何だよ触ってほしいのかと思ったぜ、みたいな顔をされます。。