私がEDから学んだ事3

今回はその後の私のEDの経過、現在の状態について書こうと思います。

 

私の経験は、私がEDから学んだ事2の通り、原因は薬剤性EDによるものでしたが話が薬剤性EDに偏らないよう、また他の原因でEDになった方にも少しでも参考情報に使えるよう頑張って書いてみます。

 

泌尿器科の先生から実際に処方された薬とその量、用法に限界を感じ始めました。

 

これはお医者さんの世界のジレンマでもあるかもしれません。

 

NHKでたまに放映されているような本当に最適の環境、名医と言われる方々が1患者に一人一人集団でありとあらゆる分野の医学情報を駆使して現状可能な中で最もベターな選択肢を考え、判断し、実行してくれる、、そんな治療は現代ではまだ残念ながら不可能だと思います。

 

まあとにかく、私が最初にとった行動は、おそらくはEDのきっかけであり原因であるその薬の服用をいずれ辞めれる可能性のある選択肢を模索する事でした。

 

ネット上にあふれる、正確ではない情報、正確と思われる情報、自分が頼れる人の生の意見、セカンドオピニオンの概念。。

 

重要なことはそれぞれのお医者さんには個性があるという事です。

 

主義主張と言ってもいいかもしれません。

 

長年培った経験に長けた先生、新しい先端概念を持つ先生など。

 

例えば処方される薬を変えてもらいたいと申し出た場合、これはその先生の治療方針などによって現実に結果がかわります。

 

何度、他に代用できる可能性のある薬の選択肢を聞いても提示されなかった種類の薬が、現実に違う先生からすっと当たり前のように提示されることもあります

 

私にとって治療を優先すべき病はEDではありません。なのでまず優先すべき病をきっちり管理する事ができ、且つその副作用について(EDの事です)なるべく見識の深いお医者さんを選びました。

 

その一方で自分の自己責任による判断も導入することにしました。

 

もちろん優先すべき病の方ではなくEDの方ですが。

 

現在私は優先すべき病についてそのお医者さんの判断で薬の服用はしていません。

 

そして自己責任でシアリスという薬のインド製ジェネリックを毎日少量服用しています。

 

そして数種の性機能アーユルヴェーダサプリも効果を信じて服用しています。

 

このことはその先生にも説明しています。

 

まだまだ経過ですが、一応の今の結果はEDについて、以前と違い満足のできる状況です。

 

具体的には、朝立ちに関しては全盛期の頃の4割ほど。性的興奮を感じてから勃起するまでのスピードは病気前に比べ遅め。肝心な勃起した時の硬度は全盛期の8割程度。

 

もちろん射精や性的快感などは何も問題ありません。

 

硬度に関しては全盛期は10代、そして私はほぼ40代。この状況で今は良しと判断しています。

 

そしてわずかばかりの感覚ですがほんの少しずつ回復に向かっている気がします。

 

これはもちろんシアリスのジェネリックを毎日服用するという日本では承認されていない服用法を続けている結果であって、この薬をやめればまだ深刻なEDになる以上、病を克服したとは程遠い状態です。

 

しかし私は自分の年齢、置かれた状況に照らし合わせて、性的興奮を感じた時女性と性行為をすることができる状態に自分が戻れている今はかなりのプライスレスな成果です。

 

この状況というのは人それぞれみな違うと思います。

 

年齢、価値観、環境、、。

 

ただここで一つお勧めがあるとしたら、EDは男性にとって決して軽い病ではないという価値観です。

 

ただ立たない、セックスできない等というのはこの病のほんの一端でしかないと思います。

 

言葉を選ぶのが難しいですがEDとは、象徴が自然にではなく不自然に機能しなくなる病じゃないかなというのが私に今言えるギリギリの解答です。

 

もしあなたが女性なら、もしくは価値観を多様に持てる方なら、大変な事態がパートナーもしくはご自身に降りかかったいるんだと理解してあげて欲しいと思います。

 

長くなったので今回はこの辺りにしておきます。